すっかりお知らせが遅くなってしまいました、とりいそぎ「としまで子育て」最終回 ランチdeディスカッションの詳細は以下です。
小さな会場ではありますが、お気軽にお越しください。

　　　　　　　　　　　　　　　　
としまで子育て〜子育てを考えるワークショップ〜

最終回　ランチdeディスカッション
http://www.toshima-as.jp/projects/2012/kosodate.html
「結婚・子育て どう考えてますか？」

日時：１２月２日（日）１１：００-１４：００
会場：としまアートステーションZ

「としまで子育て 子育てを考えるワークショップ」では、演出家の阿部初美と幅広い世代の参加者が、ともに「子育て」について考えてきました。現代において子育て周辺は、女 性のキャリアの中断、男性の育児参加、昔ながらの子育ての知恵と科学的な知識や情報との対立、子どものしつけや接し方、経済的な不安、地域のつながりの断 絶、ママ友とのおつきあいなどなど、どうしたらいいかわからないような問題であふれています。これらを考えることで浮かび上がってきたのは、それぞれの時 代における「生き方」そのもの、そして世代間のギャップとコミュニケーションの断絶でした。

この発表会では、20代から60代までのワークショップ参加者による「人生における結婚・出産・子育てをどう考えてい るか」のインタビュー映像を発表し、それぞれの世代が何を考えているかを話し合います。異なる世代が理解し合えない、その裏にはそれぞれの世代が受けてき た時代の影響があり、それを理解することで新しい対話が始まります。その対話する場をつくることが、未来をつくることにつながるかもしれません。みなさま のご参加をお待ちしています。

タイムスケジュール　

第一部　11:00-映像発表およびディスカッション

 　休憩（15分）ランチ準備

 第二部　12:05-お昼を食べながら、映像発表およびディスカッション

ワークショップ参加者によるリーディング

※特別な用意はありませんが、お子様との参加もできます。 
※お弁当をご用意ください。
※パン、サンドイッチなどもご用意します。（有料）

参加費：無料どなたでもご参加いただけます。

申込：氏名、連絡先（電話番号・メールアドレス）を明記の上、メールまたは電話にてお申込みください。

ながらくブログを書く時間もとれず、大忙しです。

北九州芸術劇場では「産み育てをみんなで考えるワークショップ」がスタートし、としまアートステーション構想「としまで子育て」はまもなく発表会を迎えます。

さてまず大事なお知らせです！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

としまアートステーション構想
「としまで子育て」発表会の日時が変更になりました。

変更前：11月18日（日）予定をあけてくださっていたみなさまスミマセン！
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変更後：12月2日（日）11:00am-
場所：としまアートステーションZ（副都心線雑司ヶ谷駅直結）
「結婚、子育てをどう考えてますか？」

お昼はランチを食べながらの進行になる予定です。
詳しくはまた後ほど。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

世田谷パブリックシアターでの「子育てを考えるワークショップ」では、参加者のみなさんは40代子育てまっただ中の女性が多かったので、おもに人形劇の手法で、「ママ友」問題や「ママが働く」ということ、「子どもとどう向き合うか」などのテーマを扱ってきました。

そしてこの秋からで始まった、としまアートステーション構想「としまで子育て〜子育てを考えるワークショップ」では、まだ未婚の20代〜60代の幅広い世代のみなさんにご参加いただいたこともあってか、テーマはおのずと子育てを通した「生き方」に焦点があてられていきました。
ワークショップ後半からは、「それぞれの人生の選択」として、どんな選択をしたらどんな人生が待っているのか、そのメリットやデメリットはなにかを考えるために、参加者のみなさんに自分の人生をサンプルとして語っていただき、そのインタビューを編集して、これから自分の人生を考え始める世代や未来の子どもたちへのメッセージとして映像作品を作る作業を始めていました。

それぞれの参加者へのロングインタビューを通して見えてきたのは、やはり人はそれぞれの時代に色濃く影響を受けながら、その中で人生の選択をする、あるいはさせられるということ、そしてこの戦後からの激しい時代の変化の中で、同じ時代を共有していない他の世代との対話や相互理解がとても難しくなっているということでした。

そこで今回の発表会では、それぞれ人生において「結婚、出産、子育て」をどう考えているか／きたか、をテーマに、インタビュー映像の上映とオープンディスカッションを行うことにしました。
結婚しないし子どもは産まないと決めた20代、「仕事を通した自己実現」を強いられつつ20代を疾走し人生もういいかなと空(くう)を見る30代、バブル育ちなんとかなるよの40代、後期子育て問題渦中の50代、今が充実の60代などなど10数名の参加者のみなさんよって、失われたタテのダイアログを始めます。

ここで重要なのは、世代で人をくくって終わりにすることではありません。もちろん人は同じ世代でもそれぞれ違うことは前提ですが、誰も生きた時代や社会からは逃れられないということは認めざるをえないことです。そしてそれはどんな時代、どんな社会、どんな教育だったのか？そこを生きたことは自分の考え方や行動にどんな影響をもたらしたのか？
それらをさまざまな世代がともに考え、新しいダイアログを始めることで、わたしたちがどんな未来を作ることができるのかを探る、これはそんな試みの第一歩です。