新年度明けて、子どもが保育園に通い始め、円の研究所の授業が始まってから、息つく暇もない日々でした。
もっとこれも早く紹介しなければならなかった本ですが、今になってしまいました。。

SPT (Setagaya Public Theatre) 09
特集 本棚のなかの劇場ー「劇的なる本」235冊  2013 MARCH  野村萬斎 監修

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演出家の名前がずらずらと表紙に並んでいますが、この演出家たちがそれぞれ3冊、推薦図書をあげていて、わたしも3冊、あげました。あいうえお順の「あ」だから一番上。

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ひとり見開きで2ページ、ぜいたくですねー。
こんなところにお声がけいただいて、ここ数年演出活動休止中ですが、忘れられてなかったんだなーとびっくりしました。

さてわたしの3冊の推薦図書は以下でした。

ベルトルト・ブレヒト演劇論2『新しい俳優術』ベルトルト・ブレヒト/千田是也訳(河出書房新社)

安堂信也演劇論集『ゴドーを待った日々』安堂信也(晩成書房)

『ポストドラマ演劇』ハンス=ティース・レーマン/谷川道子他訳(同学社)


なぜこの3冊だったかというと、時々、ワークショップで演劇史講座を依頼されたり、研究所や大学の授業で演劇史をざっと紹介したりする時の話のもとになっている3冊だったからです。もちろん他にもいろいろあって、この3冊ばかりではないのですが、メインになっている3冊なのでこれにしました。
一番上のブレヒト演劇論集は俳優兼うちのベビーシッターの野村昇史さんにもらった古本ですが、これを初めて読んだ時はもう目から鱗でした。しかしもう今は入手困難だろうから、こんないい本が今読めないなんて、ほんとひどい話だなあ〜と思います。
他の2冊は本屋さんで購入可能です。

このSPT09、とっても人気だそうで、あちこちの大きな書店でフェアをやっていたようです。フェアの最中にお知らせしたかったのですが。。。


たずね人/昨年冬、川口駅前の公園で子どもを遊ばせていた時、偶然お会いして、「としまで子育て〜ランチ de ディスカッション」に来てくださった川口市にお住まいのK・Oさん、
連絡をとりたいのですが、連絡先がわかりません。もしこれを見たら、Facebookのメッセージかこのブログにコメントをお願いします〜。